ドライアイ
どらいあい
〔眼科〕
原因/検査・診断/治療
涙の分泌量が少ないために、目の表面が乾燥してしまうのがドライアイです。目の乾燥とともに、角膜や結膜の表面に傷がつき、まぶしく感じます。全身の粘膜がおかされる病気やビタミンA不足、結膜・涙腺の萎縮やトラコーマなどが原因となります。最近では、パソコンなどの使いすぎで、目の疲れとして感じる人も増えています。
検査は、涙液の分泌量を調べたり、角膜に傷がついていないかを検査します。
治療法としては、人工涙液の点眼を行って目を濡らしたり、涙液の蒸発を防ぐための保護めがねをかける方法があります。重症の場合は、少しでも涙を目にためるために涙点をふさぐ手術をすることもあります。日常生活でも、まばたきの回数をふやしたり、乾燥した風に直接あたらないようにするなど、目が乾燥するのを防ぐ注意が必要です。